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【解説】SEO対策とは?SEO内部対策・外部対策をわかりやすく解説!

公開日:2023年08月03日
更新日:2024年02月15日
【解説】SEO対策とは?SEO内部対策・外部対策をわかりやすく解説!

SEO対策を考える

 

SEO対策について検索をすると、多くのブログ記事などが検索結果に表示され、一通りSEOの概要を調べることができます。SEO対策に関する情報は、書籍やwebサイトなどで情報が溢れています。

しかし、その溢れた情報の中で、SEO対策は具体的にどのようなことを行えばいいのか、困っている方も多いのではないでしょうか。

SEOには大きく分けて内部対策と外部対策の2つがあります。内部対策や外部対策と分けられていますが、共通する考え方があります。この共通する考え方は、Googleの検索アルゴリズムのアップデートでも、常に重要視されていることです。

 

今回の記事内容のご紹介

 

今回の記事では、SEO内部対策とSEO外部対策をご紹介します。
まずはSEO内部対策とSEO外部対策について簡単にご説明し、その後、具体的な対策方法をご紹介します。

SEO対策に悩む、企業のweb担当者様は是非、ご一読ください。

 

サイト内部のSEO対策

 

1.1:SEO内部対策とは何か

 

SEO内部対策とは、サイトの内部構造に対して行うSEO施策のことです。内部対策をしっかりと行えば、検索順位が上がるなどのSEO効果が期待できます。

SEO内部対策の目的は、検索エンジンに正しく評価され、インデックスされることです。また、その施策方法としては、サイト内で行えるコンテンツやリンク構造の最適化などが挙げられます。

検索エンジンは、以下の順序でwebページのインデックスを行い、ランキング付けがされます。

 

  1. URLの発見
  2. クロールキューに追加
  3. クローリング
  4. インデックス登録
  5. ランキング付け

 

SEO内部対策では、URLの発見からインデックス登録までが適切に行えるように施策を行います。検索エンジンに正しくページの情報を伝えるのが目的のため重要な施策です。

なお、SEO内部対策は内部リンクの最適化や見出しの整理などを行うので、検索エンジンにだけでなくユーザーにとっても、サイトが見やすくなる効果があります。

検索エンジンのクローラーの動きについては、「【解説】Googleのクローラーの動きを解説!クローラーの仕組みから対策方法を解説!」で詳しく紹介しています。

 

1.2:SEO内部対策の種類

 

SEOの内部対策の種類は、大きく分けて3つが挙げられます。

 

  • インデックスの最適化(タイトル、見出しなど)
  • クロールの最適化(サイトマップの作成、内部リンクなど)
  • ユーザビリティの最適化(モバイル最適化など)

 

1つ目が、インデックスの最適化です。インデックスの最適化では、検索エンジンのクローラーにコンテンツを正しく伝える必要があります。

クローラは人間と同じように、文章や画像を理解することができません。

そのためHTMLのタグを使い、タイトルや見出しを正しく設定することによって、クローラーにもページの内容を正しく伝わるように最適化を行います。

 

2つ目は、クロールの最適化です。せっかくタイトルや見出しなどを正しく設定し、良いコンテンツを作成しても、クローラーにチェックしてもらえなければ意味がありません。

そのためXMLサイトマップを送信したり、内部リンクを設置することによって、クローラーがwebサイトを巡回しやすくします。

クローラーの巡回のしやすさやコンテンツの理解のしやすさを「クローラビリティ」と言います。このクローラビリティを上げることが重要なSEO内部対策となります。

 

3つ目が、ユーザビリティの最適化です。クローラビリティが良いコンテンツを作成しても、ユーザーにとって見にくければ評価されません。

そのためwebサイトを訪れたユーザーが、コンテンツを閲覧しやすいようにユーザビリティを最適化する必要があります。

SEO内部対策では、クローラビリティとユーザビリティの両方を最適化することが重要です。

 

実際にどのようなSEO内部対策を行えばいいのか、具体的な対策例を4つご紹介します。

 

1.2.1:XMLサイトマップの送信

 

XMLサイトマップとは、クローラーに対しサイト上にどんなページがあるのかを知らせるためのファイルです。XMLサイトマップを送信することによって、すべてのURLをクローラーに知らせ、クロールの促進ができます。

WordPressの場合は「Google XML Sitemaps」といったプラグインで、XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleの「サイトマップ」から送信をします。

さらに、クロールして欲しいページの優先順位を決めることができるため、重要度の高いページを優先的にクロールしてもらうことが可能です。

XMLサイトマップを作成し、送信することによって、クローラーがサイトをクロールする手助けになり、ページがインデックスされやすくなります。

 

1.2.2:内部リンクの最適化

 

クローラーは基本的に、ページ内に設置されている内部リンクを辿ってクロールしていきます。そのため、内部リンクを設置しないと、クロールが途中で止まってしまいます。

内部リンクの設置場所については、本文中やサイドバー、フッターなどが挙げられます。また、パンくずリストを設置するのも、サイトの構造が認識しやすくなるため効果的です。

しかし、なんでも内部リンクを設置すればいいというではなく、関連性の高いページへのリンクを設置することが重要です。関連性の低いリンクを設置しても、SEO対策的に逆効果になってしまいます。

この内部リンクの最適化は、クローラーだけでなく、ユーザーが使いやすくなるように設置することが重要です。

 

1.2.3:本文の最適化

 

検索エンジンに正しくページを評価してもらうためには、本文への正しいHTMLタグの適用が必要です。適切にHTMLタグを使うことによって、ページが正しく評価され、検索結果上位に表示してもらいやすくなります。

具体的な方法としては、タイトルの最適化(<title></title>)や見出しタグの設定(<h1></h1>)、ディスクリプション(<meta description=”~”>)の設定などが挙げられます。他にも画像のalt属性の設置(<img alt=”~”>)など、最適化の方法は様々です。

このように、タイトルや見出しの設定などの本文の最適化を行うことによって、ページが正しく評価されるだけでなく、ユーザーにとっても読みやすいページになります。

 

1.2.4:モバイル表示の最適化

 

Googleはモバイル用のページを用意することを強く推奨しています。また、「モバイルファーストインデックス」を発表し、モバイル用のページを見て検索順位を決めると明言しています。

そのためパソコン用のページだけでなく、スマホやタブレット用のモバイル向けのページを用意することは重要な施策です。

モバイル用のページを用意する方法は、パソコンとモバイルで別々のURLでページを作成したり、レスポンシブデザインを採用などがあります。

スマホでwebサイトを見ることが多くなった現在、モバイル環境での見やすさを重視してwebページをモバイル表示に最適化する必要があります。

 

サイト外部のSEO対策

 

2.1:SEO外部対策とは何か

 

SEO外部対策とは、被リンクやサイテーションを獲得するために行うSEO施策のことです。外部サイトにリンクを設置してもらうことによって、検索エンジンからの評価が上がります。

外部サイトにリンクが設置されているサイトは、「ユーザーが評価しているコンテンツ」として検索エンジンに認識され、評価が高くなりやすいです。

また、webサイトだけでなく、SNSを活用することによってもSEO外部対策を行うことができます。

SEO外部対策は内部対策と異なり、自社でコントロールできることは少ないですが、できる施策はあります。ユーザーが「リンクをサイトに設置したい」、「SNSでシェアをしたい」と思えるようなページ作りが重要です。

 

2.2:SEO外部対策の種類

 

SEO外部対策の対策方法の種類は、主に2つが挙げられます。

 

  • 検索意図を考えたコンテンツ作成(被リンク、サイテーションの獲得)
  • SNSでシェアしやすいサイト設計(サイテーションの獲得)

 

1つ目は、検索意図を考えたコンテンツを作成することです。検索意図にあったコンテンツを作成することによって、ユーザーが自分のサイトでリンクを掲載してくれたり、SNSなどで言及されます。

そのためターゲットキーワードを選定し、検索意図を考えてコンテンツを作成することが重要です。

 

2つ目は、SNSでシェアをしやすいサイト設計をすることです。ページ内にSNSシェアボタンを設置するなどが具体的な施策となります。

TwitterやFacebookなどのSNS上に貼られたリンクは、「nofollowタグ」が付くため被リンクとしてはカウントされません。しかしSNS上で自社のwebサイトについて言及されることによって、サイテーションの獲得となります。

好意的なサイテーションが増えると、SEOにおいても効果があるというのが一般的な見解です。そのためSNSなどで言及しやすいようなサイト設計を行うのは、効果的なSEO対策となります。

 

実際にどのようなSEO外部対策を行えばいいのか、具体的な対策例を3つご紹介します。

 

2.2.1:被リンクを増やす

 

SEO外部対策では、被リンクを増やすことが主な施策になります。

被リンクを獲得するためには、ユーザーがリンクを設置したいと思えるような良質なコンテンツを作成し続けることが重要です。

検索エンジンは「被リンク=外部のユーザーからの評価」と判断します。検索エンジンから高い評価を受けている外部サイトや、関連性の高いサイトからの被リンクが多くなると、検索順位が上がりやすくなります。

被リンクは自社で増やすことができないため、検索意図を考えたコンテンツ作成やSNSでシェアしやすいサイト設計をし、リンクを設置してもらいやすいようにすることが重要です。

 

2.2.2:サイテーションの獲得

 

サイテーションとはSNSで企業名や自社サイト、自社商品・サービスについて言及されることです。例としては、SNS上で自社サイトなどについて書かれることが挙げられます。

被リンクと異なり、サイテーションはリンクを伴いません。サイテーションを増やすためには、わかりやすいサイトや企業名、自社の認知度を上げることが必要です。

しかし、サイテーションは検索エンジンに認識されにくいため、Googleも検索順位に影響するかについては明言していません。一方で、認知度が評価の要素であるということは言及しています。

サイテーションは、直接的なSEO効果はないものの、認知度の向上によって間接的なSEO効果が期待できます。

 

2.2.3:SNS活用によるコンテンツの発信

 

被リンクとサイテーションを直接的に増やすことはできません。しかし、SNSを活用することによって、被リンクやサイテーションを促すことは可能です。

SNSは高い拡散力を持っているため、自社の投稿がシェアされれば、多くのユーザーに届けることができます。

SNSの使用率が高い現代において、SNSを活用してコンテンツの発信をすることによって、認知度の向上が期待できます。

 

外部対策と内部対策は、どちらが重要なのか?

 

ここまでSEOの内部対策と外部対策についてご説明してきましたが、実際はどちらが重要なのでしょうか。

どちらも重要な施策ではありますが、SEO内部対策の方が効果が出やすいです。

SEO内部対策を行うことによって、検索エンジンから適切な評価をしてもらえるようになるため、検索順位に大きく影響してきます。

見出しや本文の最適化、XMLサイトマップの送信が具体的な施策内容です。

また、サイト内の構造を整えることによって、ユーザーにとっても見やすいwebサイトとなります。

同時にSEO内部対策は良質なコンテンツ作成にも繋がるため、外部対策よりも相対的に優先度が高く重要な対策と言えます。

 

SEO対策に必要なこと

 

内部対策と外部対策に共通するのは、検索エンジンだけでなく、ユーザーのことも考えてコンテンツを作成することです。

Googleは検索エンジンの開発にあたり、「Googleが掲げる10の事実」でユーザーを最優先することを明言しています。そのため、Googleが最も評価するのは、ユーザーが求めているコンテンツです。

そのため検索結果で上位表示するためには、ユーザーにとって見やすく、価値のあるコンテンツを提供することが第一になります。

検索エンジンやクローラーだけではなく、実際にコンテンツを閲覧するユーザーのことを考えることが、SEO対策では重要なことです。

 

【Google公式】「Googleが掲げる10の事実」

 

SEOに対する疑問と質問

 

ここからは、SEO自体やその対策に関して、よくある疑問・質問についてまとめています。日常で発生するSEOに関する疑問や質問の解消に役立ててください。

 

①「SEOの初心者なのですが、何から始めればいいのかわかりません。」

 

SEO対策は情報が多くて戸惑う方も多いですが、ユーザーの視点に立ってコンテンツを作成することが重要になります。

最初にできる具体的な対策方法としては、上位表示させたいキーワードを決めることです。

ユーザーが検索をするときは、調べたいキーワードを入力して検索を行います。ユーザーが検索しそうなキーワードを決めて、コンテンツを作成することによって、検索エンジンでの表示回数が増え、サイトにアクセスするユーザーが多くなります。

検索キーワードを決める方法は、実際にユーザーの視点に立って、検索されそうなキーワードを考えることです。

 

②「SEO対策は実際に何をすればいいですか?」

 

SEO対策の施策は多くありますが、取り組みやすい施策をご紹介します。

 

  • キーワードの最適化
  • 本文の最適化
  • コンテンツの質の向上
  • サイトマップの作成
  • レスポンシブデザインの採用

 

上記はSEO対策を行う上で、最初に取り組みやすい施策です。これらも、ユーザーの視点に立ってコンテンツを作成することが重要になります。

 

③「SEO対策を自分で行うことはできますか?」

 

SEO対策は自分で行うことが可能です。SEOは技術的な側面もありますが、基本的な知識を身につけることで、初歩的な対策は自分で実施できます。

自分でSEO対策を行う際には、情報収集や学習が必要です。また、現在はSEO対策に関する多くの書籍やwebサイトがあるため、自分で学習することができます。そして、SEO対策を繰り返すことで経験を積み、自分のwebサイトのSEOを改善していくことが可能です。

しかし、SEOは広範かつ複雑であるため、高度なSEO対策や技術的な部分は、専門家への依頼やプロのSEOコンサルタントに相談することも検討する必要があります。

 

④「SEO対策にかかる費用はどのくらいですか?」

 

SEO対策にかかる費用は、その内容によって大きく異なります。小規模なwebサイトから大規模なwebサイトまであるため、webサイトによってSEO対策にかかる費用が大きく変わってきます。

SEO対策を依頼する際には、複数の企業や専門家から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較することが重要です。

 

⑤「MEOSEOの違いは何ですか?」

 

MEOはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略称です。主に、地図エンジンで検索結果が上位に表示されるために、様々な施策を行うことです。

MEOはGoogleマップで店舗などの検索順位を上げることで、SEOは検索エンジンでwebサイトの検索順位を上げることです。

店舗などを運営していて、Googleマップの検索順位を上げたい方は、MEO対策も重要になります。

 

⑥「SEO対策は意味ないと聞きますが、本当ですか?」

 

SEO対策は意味ないという意見も存在しますが、そんなことはありません。

意味ないという意見が存在する理由としては、施策を実行しても効果が出ないことが多いことや、Googleのアップデートで検索順位が大きく変動することが挙げられます。

しかしユーザーの視点に立って、適切なSEO対策を行うことによって、検索順位を上げることが可能です。

 

最後にまとめとして

 

今回は、SEO対策として、SEO内部対策とSEO外部対策について、その対策方法についてご説明してきました。SEO対策は、Googleのミッションから考えると、ユーザーに役立つコンテンツを作成することが望ましいです。

検索エンジンだけでなく、ユーザーに役立つコンテンツを作成することを意識することが重要になります。

 

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