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Google広告が不承認になる原因と解決方法|よくある10パターンと再審査の手順【運用者が解説】

2026 6/15
2026年6月4日2026年6月15日
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Google広告の不承認に悩んでいませんか。

広告を入稿したのに審査が通らない、再審査を繰り返しているうちに配信が滞っている、という状況はよくあることです。

結論からお伝えすると、不承認の原因は「広告文」か「ランディングページ(LP)」のどちらかに必ず起因しており、原因を正しく特定すれば解決できます。

この記事では、よくある不承認の原因10パターン、NG→OK書き換え例、再審査の手順、そして不承認を繰り返すことのリスクまでを実務目線で解説します。

お問い合わせはこちら
目次

Google広告の不承認とは?まず確認すべき基本

Google広告の不承認とは、入稿した広告がGoogleのポリシー審査に通らず、配信できない状態になることを指します。

ステータスの種類を正確に把握することが、対処の第一歩です。

ステータスの種類と意味の違い

Google広告の審査ステータスは主に4種類あります。

ステータス意味対応の要否
承認済み全ての条件で配信可能不要
承認済み(制限付き)一部の条件・ターゲットで配信可能確認推奨
審査中審査プロセス中(通常1営業日以内)待機
不承認配信不可。修正・再審査が必要要対応

「承認済み(制限付き)」は配信自体は行われますが、表示される検索語句や地域が制限されます。放置すると配信量が想定より大幅に下がるため、理由を確認して対処することを推奨します。

不承認を放置・繰り返すとアカウントに何が起きるか

**不承認を繰り返すと、アカウントの審査環境そのものが悪化します。**これは、多くの運用者が見落としているリスクです。

具体的には次の3つの影響が出ます。

  1. 審査に時間がかかるようになる:通常1営業日以内で通る審査が、数日かかるようになるケースがあります。新しいクリエイティブの投入スピードが落ち、施策のPDCAが回しづらくなります。
  2. 些細な表現でも即不承認になりやすくなる:ポリシー違反の蓄積がアカウントの信頼スコアに影響し、以前は通っていた表現でも不承認になることがあります。
  3. AI学習データが途切れてCPAが跳ね上がるリスクがある:Google広告のスマート入札はコンバージョンデータを学習して最適化を行います。不承認で広告が止まると学習データが途絶え、再配信後しばらくはCPAが悪化する「学習期間のやり直し」が発生します。

不承認を「一時的なトラブル」として軽視せず、速やかに原因を特定・修正することが、運用コストを守るうえで重要です。

Google広告が不承認になるよくある原因10選

**不承認の原因は大きく「広告文の問題」と「LPの問題」の2種類に分類できます。**以下の10パターンを順番に確認してください。

①誇大表現・根拠のない効果訴求

「必ず痩せる」「100%効果保証」「日本一」など、根拠なく最上級・断定表現を使うと不承認になります。効果を訴求する場合は、根拠となるデータや条件を明示する必要があります。

②商標の無断使用

競合他社のブランド名や登録商標を広告文中に無断で使用すると不承認になります。キーワードとして設定すること自体は原則問題ありませんが、広告見出しや説明文に商標を含める場合は権利者の許可が必要です。

③句読点・記号の不適切な使用

「!!!」「★★★」のような強調記号の乱用、意味のない繰り返し、全角・半角の不統一などが審査に引っかかることがあります。記号は1つのテキストに1〜2個程度にとどめるのが安全です。

④ランディングページにアクセスできない

URLの入力ミス、サーバーエラー(5xxエラー)、HTTPSの設定ミスなどでLPにアクセスできない場合、審査ボットがページを読み込めず不承認になります。入稿前に必ずURLの疎通確認を行ってください。

⑤LPと広告文の内容がズレている

広告見出しで「初回無料」と訴求しているのに、LPに無料の記載がない場合などは「おとり広告」と判定されます。広告文で訴求した内容は、必ずLPの目立つ場所で確認できる状態にしておく必要があります。

⑥料金・費用に関する情報の不透明な表示

料金を意図的にわかりにくくした表示や、追加費用の不記載は審査で問題になります。

特に「月額〇〇円〜」とする場合は、最低価格の条件を明示することが求められます。

⑦禁止商品・制限業種への該当

医薬品、アダルト、ギャンブル、政治広告など、Googleが定める禁止・制限カテゴリに該当する場合は、ポリシーページで配信条件を事前に確認する必要があります。

⑧キーワードとLPの関連性が低い

「ダイエットサプリ」で検索した人を、全く関係のない健康器具のLPに誘導するケースなど、キーワードとLPのテーマが乖離している場合は不承認になることがあります。

⑨クリエイティブの規約違反(ディスプレイ広告)

ディスプレイ広告では、画像サイズの不適合、テキスト過多、センシティブな画像の使用などが審査に引っかかります。

レスポンシブディスプレイ広告の場合は推奨アセット数を満たしているかも確認してください。

⑩robots.txtやクロールエラーによる審査不可

LPのrobots.txtでGooglebot(または Googlebot-Image)のクロールをブロックしていると、審査ボットがページを読み込めず不承認になります。LP公開時はrobots.txtの設定を必ず確認してください。

特に審査が厳しい業種・領域はどこか?【2025〜2026年の傾向】

業種によって審査の厳しさは大きく異なります。

特に医療・健康系は他業種と比べて審査基準が厳格で、実務でも不承認になるケースが多い領域です。

医療・健康系(鍼灸・整形・クリニックなど)がなぜ引っかかりやすいか

医療・健康に関するサービスは、他の業種と比べて不承認になりやすい傾向があります。

Googleは健康・医療に関する情報を「Your Money or Your Life(YMYL)」として特に厳しく審査するためです。

鍼灸院、整形外科、美容クリニックなどを対象とした広告では、次のような表現が審査に引っかかりやすいです。

  • 「〇〇が治る」「完治する」などの治癒効果の断定
  • 「痛みがなくなる」「即効性がある」などの過度な効果訴求
  • 「医師が推薦」などの根拠が不明な権威付け

2025年改正薬機法以降で何が変わったか

2025年の改正薬機法施行以降、医療系・美容系の広告審査が以前より厳しくなった印象があります。特に「効能効果」の表現に対して、以前は通っていた広告文が審査に落ちるケースが増えています。

改正のポイントは「体験談・口コミの使用制限の強化」です。

ユーザーの声として「〇kgやせました」「肌がきれいになった」などの体験談を広告に使う場合、薬機法上の効能効果の表示とみなされるリスクが高まっています。

LPに体験談を掲載している場合は、表現の見直しが必要です。

BtoBサービス・コンサル系でありがちなNG表現

BtoB向けのサービスでも、次のような表現は審査リスクがあります。

  • 「売上が必ず上がる」「成約率100%」などの根拠のない数値訴求
  • 「業界No.1」「業界最安値」などの比較・最上級表現(根拠の明示なし)
  • 競合他社を名指しで批判する表現

金融・投資系で注意すべき表現

金融・投資関連の広告は、Googleの「金融サービスに関するポリシー」に加えて、金融商品取引法上の規制にも注意が必要です。「絶対に儲かる」「元本保証」などの表現は不承認になります。

また、金融広告の配信には事前の資格認定が必要な場合があります。

不承認の原因が「広告文」か「LP」かを切り分ける手順

不承認になった際は、まず「広告文が原因か、LPが原因か」を切り分けることが最短解決への近道です。

不承認メッセージの読み方と原因の特定方法

Google広告の管理画面では、不承認になった広告に対してポリシー違反の理由が表示されます。

確認手順は以下のとおりです。

  1. 管理画面で「広告と広告表示オプション」を開く
  2. 不承認広告の「ステータス」列にある吹き出しアイコンをクリック
  3. 表示された「ポリシーの詳細」でリンクをクリックし、違反内容を確認

メッセージに「広告文」「見出し」「説明文」という言葉が含まれる場合は広告文が原因です。

「ランディングページ」「ウェブサイト」「コンテンツ」という言葉が含まれる場合はLP起因の可能性が高いです。

LP起因の不承認:実務でのチェックフロー

LP起因の不承認を解決するには、以下の順番でチェックするのが効率的です。

  1. NGワードの確認:LP全体のテキストを検索(Ctrl+F)して、誤大表現・薬機法上問題のある表現が含まれていないか確認する
  2. プライバシーポリシーの確認:リンクが機能しているか、記載内容が最新かを確認する
  3. FAQの確認:FAQ内に効能効果の断定表現が含まれていないか確認する
  4. LP内全テキストの精査:上記で解決しない場合は、LP内の全テキストを一字一句確認する

特にLPのFAQや「よくある質問」セクションは見落としやすい箇所です。

広告文は修正したのにLPのFAQに問題表現が残っていて、再審査が通らないケースがあります。

NG表現→OK表現の書き換え例

審査を通すうえで最も実用的なのが、具体的なNG→OK書き換え例です。業種別に確認してください。

健康・医療系のNG→OK例(鍼灸・整形・美容クリニック想定)

NG表現OK表現修正のポイント
腰痛が必ず治ります腰痛でお悩みの方へ。丁寧なカウンセリングを実施治癒効果の断定を削除
施術後すぐに痛みが消える施術後の経過について丁寧にサポートします即効性の断定を削除
日本一の技術力〇〇年の施術実績。地域密着の整体院最上級表現を実績訴求に変換
100%満足保証満足いただけるよう全力でサポートします断定保証を努力表現に変換

効果訴求・数値表現のNG→OK例

NG表現OK表現
売上が3倍になる導入企業の売上向上をサポート(※個別の成果は異なります)
誰でも簡単に痩せられる食事・運動指導で無理なく継続できる方法をご提案
絶対に成果が出る課題に合わせた個別プランで成果を目指します

料金・費用表示のNG→OK例

NG表現OK表現
月額980円〜(条件表記なし)月額980円〜(プランにより異なります。詳細はLP参照)
初回無料(LP上に記載なし)初回無料(LP上の「初回無料キャンペーン」の記載と一致させる)

不承認を解決する手順【STEP別ガイド】

不承認が発生したら、以下のSTEPで順番に対応してください。

STEP1 ポリシーマネージャーで不承認理由を確認する

  1. 管理画面の「ツールと設定」→「ポリシーマネージャー」を開く
  2. 「問題のある広告」タブで不承認広告の一覧を確認する
  3. 各広告の「理由」列でポリシー違反の詳細を確認する

ポリシーマネージャーには、管理画面の広告一覧よりも詳細な違反情報が表示されます。必ずここを起点に対応を始めてください。

STEP2 広告文またはLPを修正する

不承認理由を確認したうえで、「広告文の修正」または「LPの修正」のどちらかを実施します。前述のチェックフローと書き換え例を参考に修正してください。

LP修正の場合は、修正内容がサーバーに反映されているかを確認してから再審査に進んでください。

キャッシュが残っていると古いコンテンツが表示される場合があります。

STEP3 再審査を申請する(管理画面の操作手順)

広告文を修正した場合は保存時に自動で再審査が始まります。

LPのみを修正した場合は、手動で再審査を申請する必要があります。

  1. 管理画面の「広告と広告表示オプション」を開く
  2. 不承認広告にチェックを入れる
  3. 「編集」→「選択した広告を再審査する」をクリック

通常、再審査の結果は1営業日以内に通知されます。

STEP4 再審査が通らない場合の対処法

再審査を2〜3回繰り返しても通らない場合は、次のいずれかを試してください。

  • Googleのチャットサポートに問い合わせる:管理画面右上の「?」アイコンからチャットサポートにアクセスし、不承認理由の詳細を確認する
  • 広告文を全面的に書き直す:既存の広告文を編集するのではなく、新規で広告を作成し直すことで審査結果が変わるケースがあります

不承認を未然に防ぐ:入稿前・LP更新時のチェックリスト

「入稿前の5分チェック」が不承認リスクを大幅に下げます。

広告入稿前に確認すべき5項目

  1. 広告文に最上級表現・断定表現・根拠のない数値が含まれていないか
  2. LPのURLが正しく、ページに問題なくアクセスできるか
  3. 広告文で訴求した内容がLPにも明確に記載されているか
  4. 商標・ブランド名を広告文に使用している場合、権利者の許可があるか
  5. 制限業種(医療・金融等)の場合、Googleのポリシーページを最新版で確認したか

LP公開・更新時に確認すべき4項目

  1. robots.txtがGooglebotのクロールをブロックしていないか
  2. プライバシーポリシーページへのリンクが機能しているか
  3. LP内のテキストに薬機法上問題のある効能効果表現が含まれていないか
  4. 既存の配信中広告と新しいLPの内容に乖離がないか

まとめ

この記事では、Google広告の不承認に関して以下を解説しました。

  1. 不承認を繰り返すと審査環境が悪化し、最終的にCPAの悪化につながるリスクがある
  2. 不承認の原因は「広告文」か「LP」かを最初に切り分けることが解決の近道
  3. 特に医療・健康系は審査が厳しく、2025年改正薬機法以降はより慎重な表現管理が必要
  4. NG→OK書き換えの原則は「断定・最上級表現を避け、条件・根拠を明示する」
  5. 再審査が通らない場合はチャットサポートを活用し、必要なら広告文を全面刷新する

不承認が続いている場合は、まずポリシーマネージャーで原因を確認し、本記事のチェックリストと書き換え例を参考に修正を進めてみてください。自社での対応が難しい場合は、広告運用の専門家への相談も有効な選択肢です。

お問い合わせはこちら

よくある質問(FAQ)

Q. Google広告の再審査は何日で結果が出ますか?

通常1営業日以内に結果が通知されます。ただし、アカウントの状態や審査負荷によっては数日かかるケースもあります。3営業日を過ぎても結果が出ない場合は、Googleのチャットサポートに問い合わせることをお勧めします。

Q. 不承認を繰り返すとアカウントが停止されることはありますか?

悪質なポリシー違反(違法商品の販売など)でなければ、不承認の繰り返しだけで即座にアカウント停止になることはありません。ただし繰り返しによってアカウントの審査環境が悪化し、通常なら数時間で通る審査が長引くようになる場合があります。早めの対処が重要です。

Q. 「承認済み(制限付き)」と「不承認」はどう違いますか?

「承認済み(制限付き)」は一部の条件・ターゲットで配信は可能な状態です。「不承認」は完全に配信ができない状態です。制限付き承認でも配信量が大幅に制限されるため、放置せずに制限の内容を確認して対処することをお勧めします。

Q. 競合他社のブランド名をキーワードに設定すると不承認になりますか?

キーワードへの設定自体は原則として問題ありません。ただし、広告文の見出しや説明文に競合他社の商標を無断で含める場合は、条件を満たさないと不承認になります。商標の取り扱いについてはGoogleの商標ポリシーを事前に確認してください。

Q. 健康・医療系の広告は必ず不承認になりますか?

必ずしも不承認になるわけではありませんが、他業種と比べて審査基準が厳しい領域です。効能効果の断定表現を避け、薬機法上の注意点を踏まえた表現に整えることで審査を通過できます。入稿前に表現の精査を丁寧に行うことを推奨します。

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