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404エラーはSEOに影響する?Googleの見解と実務で使える対応フロー

2026 4/22
2026年4月17日2026年4月22日
  • URLをコピーしました!

サイトの運営を続けていると、Google Search Consoleに404エラーの通知が届くことがあります。「これは全部直さないといけないの?」と不安になる方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、404エラーはすべてが問題というわけではなく、対処すべき404と放置してよい404を見極めることが重要です。

この記事では、Googleの公式見解をもとに404エラーのSEO影響を整理し、実務で使える優先対応フローまでわかりやすく解説します。

目次

404エラーとは?仕組みをざっくり理解する

404エラーとは、ブラウザがサーバーにページを要求した際に「そのページは存在しない」と返ってくるHTTPステータスコードです。まずは基礎から押さえておきましょう。

HTTPステータスコードと404の意味

HTTPステータスコードとは、Webサーバーがブラウザのリクエストに対して返す3桁の数字です。大きく5つに分類されます。

コード意味代表例
2xx成功200(正常表示)
3xxリダイレクト301(恒久的な転送)、302(一時的な転送)
4xxクライアントエラー404(ページが存在しない)
5xxサーバーエラー500(内部サーバーエラー)

404はサーバーが「指定されたURLにはページが存在しない」と正式に返答している状態です。ユーザーがURLを直接打ち間違えた場合も、削除されたページへアクセスした場合も、同じ404として返ります。

404エラーが発生する主な原因5つ

  1. ページを削除したが、リダイレクトを設定しなかった
  2. URLを変更したが、旧URLの処理をしなかった
  3. サイトリニューアル時に旧URLが新サイトに存在しなくなった
  4. ユーザーがURLを打ち間違えてアクセスした
  5. 外部サイトや内部リンクが古いURLのまま残っている

よく混同される「ソフト404エラー」との違い

ソフト404エラーとは、本来404を返すべきページがサーバーから200(正常)ステータスで返ってくる状態を指します。Googleはページの中身を見て「コンテンツとして価値がない」と判断しますが、ステータスコードが200のためインデックスに残り続けるリスクがあります。

通常の404とソフト404の違いは以下の通りです。

項目通常の404ソフト404
サーバーのレスポンス404を返す200を返す
Googleの認識存在しないページ存在するが価値なし
発生しやすい状況ページ削除・URL変更中身が薄いページ・エラーページが200を返している
SEOへの影響比較的小さいクロールバジェットの無駄遣いにつながる

404エラーはSEOに影響するのか?Googleの公式見解

結論:404エラー自体はペナルティではなく、サイト全体の評価を直接下げるものではありません。ただし、状況によっては間接的な悪影響が出るケースがあります。

Google「404自体はペナルティではない」

Googleの公式見解は明確です。Googleのジョン・ミューラー氏は以下のように述べています。

  • 「404エラーはWebの正常な状態の一部であり、サイトの品質問題を示すものではない」
  • 「404ページが多くても、それだけでサイト全体のランキングが下がることはない」

Googleは404を「自然なこと」として扱っています。たとえば商品が廃盤になってページを削除した場合、そのURLが404を返すのはむしろ正しい対応です。

それでも放置が危険なケースとは?

404が「問題ない」のはあくまでも「価値のなかったページ・存在しなかったURL」への404です。以下のケースでは対処が必要です。

  • 被リンク(外部サイトからのリンク)を受けていたページが404になっている
  • 内部リンクが切れており、ユーザーやクローラーが辿り着けなくなっている
  • サイトリニューアル時に大量の重要ページが一斉に404になった

特に被リンクのある404は、積み上げたSEO評価(リンクジュース)が失われた状態です。これを放置するのは機会損失につながります。

ソフト404はクロールバジェットに影響する

クロールバジェットとは、Googlebotが一定期間内にあなたのサイトをクロールできるURLの総量のことです。大規模サイトほどこの概念が重要になります。

ソフト404ページが大量にあると、Googlebotが「価値のないページ」をクロールし続けることになり、本来クロールされるべき重要なページへのクロールが遅れます。規模が大きくなるほどこの影響は顕在化します。

実務で使える「直すべき404」の判断フロー

直すべき404かどうかは、被リンクの有無・内部リンクの有無・以前のトラフィック量の3点で判断します。

優先度A(必ず対処)|被リンクのある404

外部サイトから被リンクを受けていたページが404になっている場合は、最優先で対処が必要です。

対処法:301リダイレクトで関連性の高いページに転送する

被リンクは積み上げるのに時間がかかります。一方、301リダイレクトを設定するだけで失ったリンク評価の大部分を回収できます。まずGoogle Search ConsoleのリンクレポートとAhrefsなどの外部ツールで被リンクのある404を洗い出しましょう。

優先度B(早めに対処)|内部リンクが切れている404

内部リンクが切れている場合、ユーザーの回遊性が落ちるだけでなく、クローラーも辿り着けなくなります。

対処法:内部リンクのリンク先URLを修正する、または301リダイレクトを設定する

内部リンクの修正はリダイレクトより直接URLを書き直す方がベストです。リダイレクトを重ねると速度や評価の伝達に若干のロスが生じるためです。

優先度C(放置OK)|存在しなかったURLへのアクセス・入力ミス系

以下のような404は基本的に放置で問題ありません。

  • 誰かがURLを打ち間違えてアクセスしている
  • スパムボットが存在しないURLを叩いている
  • 以前から一度もコンテンツが存在しなかったURL

Google Search Consoleで「以前のクリック数・表示回数がゼロ」「被リンクなし」の404はほぼ対応不要です。

リニューアル時は要注意|大量発生を防ぐ事前チェック

Technogramがクライアントのサイトリニューアルを支援していて最も多く見るのが、リニューアル後に旧URLが大量404になるケースです。

これを防ぐには、リニューアル前に「URLマッピング表」を作成することが有効です。

旧URL新URL対応方針
/old-service//service/consulting/301リダイレクト
/blog/post-1//column/seo-basics/301リダイレクト
/company/old-page/(廃止)404のまま

リニューアル前にこの表を作り、エンジニアと共有するだけで大量404の発生を防げます。

404エラーの確認方法|Google Search Consoleを使った手順

404エラーの確認は、Google Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートから行います。

Google Search Consoleの「ページのインデックス登録」から確認する

  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 左メニューの「インデックス」→「ページ」をクリック
  3. 「インデックス未登録の理由」セクションで「見つかりませんでした(404)」をクリック
  4. 該当URLの一覧が表示される

この画面では404と判定されたURLの一覧と、Googleが最後にクロールした日時を確認できます。

「除外されたページ」一覧で404の件数・URLを把握する

「インデックス未登録」の中の「除外」タブには、404だけでなくソフト404も表示されます。

  • 「見つかりませんでした(404)」→ 通常の404
  • 「ソフト404」→ ソフト404エラー

それぞれクリックすると対象URLの一覧が表示されます。URLをエクスポートしてスプレッドシートで管理すると整理しやすいです。

被リンクの有無はAhrefsとGoogle Search Consoleのリンクレポートで確認する

404のURLに被リンクがあるかどうかは、以下の2つで確認します。

  • Google Search Console:左メニューの「リンク」→「外部リンク」→「上位のリンクされているページ」で被リンクのあるページを確認
  • Ahrefs:「サイトエクスプローラー」→「壊れたリンク」フィルターで被リンクのある404URLを一覧表示

Google Search Consoleは無料で使えますが、被リンク数の網羅性という点ではAhrefsなどの有料ツールの方が精度は高くなります。

404エラーの正しい対処法3選

404エラーの対処法は、状況に応じて3つから選びます。

対処法① 301リダイレクトを設定する(被リンクあり・重要ページ向け)

301リダイレクトは「このページは恒久的に移転した」とGoogleに伝える方法で、元のURLへの被リンク評価を転送先ページに引き継ぐことができます。

設定方法の例(WordPressの場合):

# .htaccessに記述する例
Redirect 301 /old-page/ https://www.technogram.co.jp/new-page/

注意点:

  • リダイレクト先は関連性の高いページを選ぶ(全部トップページに転送するのは非推奨)
  • リダイレクトチェーン(Aが→Bに→Cにリダイレクト)は避ける
  • 302(一時的な転送)ではなく301(恒久的な転送)を使う

対処法② カスタム404ページを作成する(放置する場合もUX配慮を)

404を「放置」する場合でも、デフォルトの404ページよりカスタム404ページを用意した方がユーザー体験の観点でベターです。

カスタム404ページに入れるべき要素:

  • 「ページが見つかりません」というわかりやすいメッセージ
  • トップページへのリンク
  • サイト内検索ボックス
  • 人気記事・関連コンテンツへのリンク

これにより、404に辿り着いたユーザーがサイトを離脱せずに回遊してくれる可能性が高まります。

対処法③ 内部リンクのリンク先URLを修正する

内部リンクが切れている場合は、リダイレクトよりも直接URLを修正する方が推奨です。

  1. Google Search Consoleの「リンク」→「内部リンク」で対象ページを特定
  2. 該当記事・ページを編集画面で開く
  3. リンク先のURLを正しいURLに書き直す
  4. 更新して保存する

リダイレクト経由だと「A→B→C」のようなリダイレクトチェーンが発生するリスクがあります。内部リンクは直接修正するのがベストです。

ソフト404エラーの対処法

ソフト404は通常の404と対処法が異なります。まず現状を把握してから対応方針を決めましょう。

Google Search Consoleの「ソフト404」通知の確認手順

  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 左メニューの「インデックス」→「ページ」をクリック
  3. 「インデックス未登録の理由」から「ソフト404」をクリック
  4. 対象URLの一覧を確認・エクスポートする

ソフト404が発生しているURLを一覧化したら、各ページの中身を確認してください。

コンテンツ補充 or 404ステータス返却 or noindexで対応

ソフト404の対処法は、ページの内容と方針によって3つに分かれます。

状況対処法
内容が薄いが存在意義があるページコンテンツを充実させる
実際にはコンテンツがないページサーバーが正式に404を返すよう設定する
インデックスさせたくないが削除もできないページnoindexタグを設定する

最も多い対処は「サーバーが正式に404を返すよう設定する」です。200ステータスでエラーページを返していた場合、それを正しく404(または410)に変更するだけでソフト404は解消されます。

まとめ

この記事のポイントを整理します。

  1. 404エラー自体はGoogleのペナルティではない。すべてを直す必要はなく、優先度をつけて対応することが重要
  2. 被リンクがある404は最優先で301リダイレクトを設定する。積み上げたリンク評価を回収できる
  3. 内部リンクが切れている404は早めに修正する。ユーザーとクローラー両方への影響を防ぐ

まずはGoogle Search Consoleで自サイトの404状況を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

よくある質問(FAQ)

Q. 404エラーが大量にあるとサイト全体の順位が下がりますか?

通常はサイト全体の評価に直接影響しません。Googleは404を「Webの正常な状態の一部」として扱っており、件数が多いだけでサイト全体のランキングが下がることはないとされています。ただし、被リンクのある重要ページが404になっている場合や、ソフト404が大量発生してクロールバジェットを圧迫している場合は間接的な悪影響があります。

Q. Google Search Consoleで404エラーの通知が来ました。すべて対応が必要ですか?

すべてを対応する必要はありません。被リンクの有無・内部リンクの有無・以前のトラフィック量を基準に優先度をつけて対応しましょう。以前からトラフィックがなく、被リンクもない404は基本的に放置で問題ありません。

Q. 301リダイレクトと302リダイレクトはどちらを使うべきですか?

404対策では原則として301リダイレクトを使います。301は「恒久的な転送」を意味し、元ページへのSEO評価を転送先に引き継ぐことができます。302は「一時的な転送」であり、SEO評価が引き継がれないため、ページを恒久的に移転する場合には不適切です。

Q. ソフト404はどうやって見つけますか?

Google Search Consoleの「インデックス」→「ページ」→「インデックス未登録の理由」の中に「ソフト404」の項目が表示されます。そこから対象URLの一覧を確認・エクスポートして対応を進めましょう。

Q. カスタム404ページはSEO効果がありますか?

直接的なSEO効果はありませんが、間接的な効果があります。カスタム404ページにトップページへのリンクやサイト内検索を設置することで、ユーザーが直帰せずにサイト内を回遊しやすくなります。ユーザーの滞在時間や回遊性の向上は、間接的にSEO評価にも良い影響をもたらします。

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404エラー Google Search Console SEO内部対策 リダイレクト
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